セルジュ・ルタンス香水レビュー|ディスカバリーセット全種をランキングで紹介
セルジュ・ルタンスの世界観に魅了されています。
少し前に香水の量り売りサービス「セレス」のキャンペーンで「ロルフェリン」という作品を試したことが、セルジュ・ルタンスとの出会いのきっかけでした。そして今回、ディスカバリーセットを購入しました。
これまで200種類以上の香水を試してきましたが、セルジュ・ルタンスの香りには他にはない魅惑的な個性があり、強く惹かれました。そのため、さらに多くの香りを試したいという衝動に駆られたのです。

見た目も美しく、香りはすべて私好み。特に、イランイランやジャスミン、チュベローズのような濃厚で妖艶な香りが好きなので、このセットにはそうした魅力が詰まっていました。
どの香りも素晴らしく、甲乙つけがたいのですが、あえてランク付けしてご紹介します。
- 1位 フルールドランジェ
- 2位 アンブルスュルタン
- 3位 ラルリジューズ
- 4位 ラフィーユドゥベルラン
- 5位 サンタルマジュスキュル
- 6位 ロルフェリン
- 7位 ニュイドゥセロファン
- 8位 フェミニテデュボワ
- 番外編: 追加で試した香り
- まとめ
1位 フルールドランジェ

香料:オレンジの花、ホワイトジャスミン、チュベローズ、ホワイトローズ、ムスク
私の好きな要素がすべて詰まった香りです。最初に香ったとき、イランイランかと思いましたが、実際はジャスミンとチュベローズ、ローズが絡み合い、その奥に濃密なオレンジが潜んでいることで、これほど濃厚な香りになるのかと驚きました。
ゲランの「サムサラ」にも似ているかもしれません。また、廃盤になってしまいましたが、かつて好きだったティファニー オードパルファムを思い出させる香りでもあります。
オフィス使いには向かないかもしれませんが、休日や一人時間にじっくり楽しみたい香りです。
2位 アンブルスュルタン

香料:アンバー、安息香、アンゼリカの木の根、パチュリ
香った瞬間、「ザ・お香!」と衝撃を受けました。これほどまでにお香のニュアンスを強く感じた香水は初めてです。まるで龍涎香そのもののような印象を受けました。
ウッド系の香りは好き嫌いが分かれますが、これは乾いた木のニュアンスが好みに合っています。寝香水として使うと、安眠できそうです。
3位 ラルリジューズ

香料:ジャスミン、インセンス、シベット
ジャスミンの香りがしっかりと感じられ、やはり私はこの系統が好きなのだと実感しました。爽やかさの中にしっとりとした大人の色気があり、落ち着いた香りです。オフィスでも使いやすそうです。
4位 ラフィーユドゥベルラン

香料:ローズエッセンス、ペッパー
ローズの香水はいくつか持っていますが、ここまで魅力的で心惹かれるローズには出会ったことがありません。
最初にベリー系の酸味を感じた後、ローズが優雅に香り立ちます。
また、この香水に込められた物語が印象的です。「血と夜と雪と恐怖と栄光」から生まれた香り──まさに「ベルリンの少女」という邦題がぴったりだと感じました。
ベルリンは20年ほど前に、雪の季節に訪れたことがある街です。
ベルリンといえば、第二次世界大戦や東西冷戦などの悲劇の象徴と言えるような街。その歴史が香りの中に閉じ込められているかのような、そんな印象を受けました。
5位 サンタルマジュスキュル
香料:白檀(サンダルウッド)、カカオ、トルコのローズ
サンダルウッドがメインの柔らかな香りです。アンブルシュルタンほど強くはなく、上品にまとえます。トップにはほのかにカカオの甘さがあり、寝香水としても心地よさそうです。
6位 ロルフェリン

香料:インセンス、ムスク、カストリウム
他にはない独特な香りで、最初に嗅いだときは薬っぽさを感じました。ムエットに吹きかけると、ジンのようなシュワシュワ感もあります。日常的にまといたいとは思いませんが、ときどき深呼吸して嗅ぎたくなるクセのある香りです。
7位 ニュイドゥセロファン

香料:中国のキンモクセイ、マンダリン、ホワイトフラワー
柔らかくまろやかな金木犀の香りです。しっかりと金木犀を感じつつ、マンダリンやホワイトフラワーがふんわりとした印象を与えています。
8位 フェミニテデュボワ

香料:アトラスシダー、蜂蜜、フルーツ
ウッドが強めに香り、奥には蜂蜜とピーチのような甘さがあります。よく嗅ぐとシナモンのようなスパイシーさも感じられますが、他の香りと比べるとやや印象が薄いかもしれません。
番外編: 追加で試した香り
ディスカバリーセットのレビューは以上ですが、このほかにセレスで「15回プッシュ」をお取り寄せしたものもありますので、ご紹介します。
アンボワバニール

香料:メキシコ産ブラックバニラのエッセンス、白檀(サンダルウッド)、甘草、ココナッツミルク
お菓子のようなキャラメルを焦がしたような甘さが特徴。
バニラ好きにはたまらないかな。
私もバニラ系好きですが、かなり理想系に近いかなと感じました。
寒い冬、コートや厚手のニットの下からふんわり香らせたいですね。
ファイブオクロックオジャンジャンブル

香料:ジンジャー、ベルガモット、スパイス、蜂蜜
紅茶系の香りです。
最初はピリッとしたジンジャーやシナモンのようなスパイスが印象的。
奥の方にカカオや蜂蜜のような甘さも感じます。
ラストのアンバーが結構長く香っていました。
セレスの口コミでは「クラフトコーラの香り!」とたくさん書き込まれていました。
まあ、言われてみればそう感じなくもないかな。
ローセルジュルタンス

香料:アルデハイド、ホワイトムスク、クラリセージ
これまでのクセの強い個性派とは一転、清純で万人受けしそうな香りでした。
私は嗅いだ瞬間、ジョーマローンのイングリッシュペアーアンドフリージアを連想させましたが、違うかな?
テュベルーズクリミネル

香料:チュベローズ ジャスミン クローブ ナツメグ ヒヤシンス オレンジブロッサム ムスク バニラ
公式HPには、詳しい香料は出ていませんでしたが、セレスのHPには上記のような香料が書かれていました。
これはもう、香料を見ただけで、私の好きな香り!と感じました。
ただ、「フルールドランジェ」とかなり似ていますね。こちらの方がより大人っぽくダークで、濃厚なチュベローズとジャスミンが長く香っているような気がします。
まとめ
セルジュ・ルタンスの香りは、まさに芸術作品のような世界観を持っています。ブランドの創始者はフランス人でありながら、日本とも深い関わりがあり、かつて資生堂のブランド「インウイ」のCMも手がけていました。
かっこいいですね。
私にとって、いずれフルボトルで揃えたい香水ばかりです。気になる香りがあれば、ぜひ試してみてください。
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